私が初めて首の痛みに悩むようになったのは、高校三年生の頃、学校が終わった後に自宅で一日3~4時間勉強のために机に向かう日々が続いたときでした。ある日いつものように机に開いたテキストを見ていたら、背骨と首の骨の中間あたりの位置でぴきっとなるような痛みを覚えました。
受験に向けて勉強の追い込み時期だったので緊張とストレスもあり肩に常に力が入っている状態で、肩こりに悩んでいましたので、肩こりの延長のような症状化と思っていました。うつむき加減の姿勢をするだけで痛みを感じるようになりましたが対処法がわからず、勉強の合間に首や肩を回してストレッチをしたり、市販の痛み止めを飲んだりしながら受験勉強をつづけました。
結局、受験が終わったのを期に症状が徐々に軽くなっていったので病院に行ったことはありませんでした。初めてぴきっとした痛みを覚えてから10年たちますが、ほんの10分ほどでも集中しすぎて机に突っ伏すような姿勢を続けていると同じような痛みをいまだに感じます。
本来であれば病院に行って一度レントゲンなどの検査をしてみたいのですが、肩こりの延長上の症状なので「肩こり」で病院にかかるのは敷居が高く、まだ行けずにいます。