20代の頃、酒屋でアルバイトをしていたときのことでした。
そのお店は外に倉庫があり、入荷した商品は一旦外の倉庫に保管しているものを店内に運び込んでいくようになっていたため、重い商品を持って外と店内を行き来するようなことがよくありました。
台車なども用意されているため作業になれてくると、商品の重さで辛くなることはあまりなくなるのですが、入荷した商品の下にひいてあるパレットを持ち上げたときに腰痛を感じたことがあります。
パレットは重さが20kgはあり、それまでどんなに重いものを持ってもここまでの腰痛を感じることはなかったのですが、その時には痛くて立ち上がったまま動けなくなってしまうほどでした。腰痛どころかヘルニアになり治療しなくてはならなくなってしまうのではと心配になるほどでした。
店の入り口付近で棒立ちのまま動くことができず、前に歩こうとしても痛みで足が前に出ないといった状況で、今までにそんなことは無かったため恐ろしかったことを覚えています。
時間とともに少しずつ症状は治まってきて、なんとかだましだまし作業を続けることができましたが、それ以来、腰痛を気にするようになってしまいました。